お墓のイロイロ~皆さんから聞いた供養のカタチの選択肢~

新型コロナウイルスの影響で、実家やお墓に行くことが
制限されてしまった今年のお盆。
この夏、皆さんはどのような形で、
ご先祖様や亡くなられたご家族を供養されましたか?

このお盆期間におこなったインスタライブ、
テーマは『お墓のはなし』でした。

誰しもが、
死んでしまったら『お墓』に入ることになります。
このコラムを読んでくださる方の年齢層を考えると
「自分のお墓」のことよりも
親のお墓や、今ある先祖代々のお墓のことの方が
頭に浮かぶのかもしれません。

そのお墓をどう継承していくのか…
誰が守っていくのか…
今の住まいから離れているのでなかなか行けない…
などのお悩みや不安を抱えている方も少なくありません。

インスタライブでは
「みんなはお墓のこと考えたことある?」
という話題から気軽にトークを始めたものの、
皆さんの意見はなかなか出ないかもしれないな…と思っていたのですが、
予想に反して、お墓の話題が広がりました。

私も知らなかったことがたくさん!

話題は、お墓や供養のことから火葬についてまで発展。
皆さんからいただいたコメントから
学ばせていただいたことや
「もっと詳しく調べてみよう」ということが
たくさんあったので、徐々にまとめていきたいと思います。
今回はその第一弾。

『お墓』と聞いて、誰もが何となく思い浮かべるのは
お寺さんや霊園(墓地)など、屋外にある先祖代々のお墓ではないでしょうか。
自分が今住んでいる土地から離れている場所にあったり
駅から遠くて…とか、バスがあまり出てなくて…
などの事情で、なかなか行けないというケースはけっこう多いですね。

また、旦那さんの家のお墓をどう守っていく?という
プレッシャーを抱える『長男の嫁』の方からのコメントには、共感される方が多かったです(´艸`*)
私も長男の嫁だった時期に
「私が死んだら旦那の実家のお墓に入るの?」
と考えたことが、実はありました(^^;)

お墓の敷地の草むしりに1時間半かかった…という
コメントもあり、『お墓を守る』ことの大変さや
プレッシャーについても改めて考えさせられました。

ライブの当日の日中に、偶然にも都内にある納骨堂で
終活セミナーに登壇させていただきましたが、
お盆時期だったので、納骨堂には沢山のご家族が参拝されていらっしゃいました。

今月に入ってから、何人もの方(全国で)が
お墓参りで熱中症になり、亡くなられているそうです。
それこそ、草むしりに没頭していたら…熱中症で倒れてしまう可能性は非常に高い…
そう考えると、納骨堂は室内のお墓なので、
猛暑のお盆でも、安心してゆっくりとお参りできるな~と感じました。

このライブ中にいただいた沢山のコメントの中で、
皆さんの関心を一番ひいたのは
お若い女性からの「骨仏について知りたい」という一言。
以前、TV番組でこの骨仏を知り、感激されたとのことでした。
私は全く存じ上げず(勉強不足でした(..))、
ライブの中で「ほねぼとけ」と読んでしまっていましたが、
正しくは「こつぼとけ」もしくは「こつぶつ」と読むそう。

「骨仏って何だろう?」という私の問いに
お骨で作った仏様のことです」と、
コメントでご回答くださったのは、お寺のご住職様。
Instagramで、手作りのつちぼとけ(土で作った仏様)
の画像をたくさん投稿されていらっしゃいます。

(↑つちぼとけのうちの一つ)
お写真を見ているだけで心があたたかくなります(^^)

ライブでお話を色々伺っているうちに、
お骨仏は、何とこちらのご住職様のお寺にある(゜o゜)ということが分かり、
私も皆さんもビックリ!
東京都大田区にある本寿院というお寺様。

こちら↑がお骨仏のお写真。
お骨仏は、お骨(故人様のご遺骨)で作った仏像です。
つまり遺骨が仏様になるということ。

ライブの中で、ご住職様からそうご説明いただき
視聴者の皆さんから
「わぁ~(^〇^)」「へぇ~(゜o゜)」「素敵☆彡」
というコメントが続きました。

ご遺骨で仏像を作るって、どういう形なんだろう?
と思って、ちょっと調べてみました。

お骨仏は『一体型骨仏』と『胎内型骨仏』があり
一体型はご遺骨を粉状にし、セメントのような固める材料と合わせて仏像を作ります。
この形は、ある程度の人数分のご遺骨が集まってから
仏像を作る作業(開眼供養)に入ります。

胎内型は仏像(阿弥陀如来像)の中の空洞(仏様の体の中)に、ご遺骨を納めていく形です。
上のお写真は、この胎内型のお骨仏になります。
お骨が仏様の体の中に入り、仏様と一体になる…。

毎日こちらのお骨仏にお経が唱えられ
日々誰かがお参りに来られ、手を合わせて祈りを捧げる、
永代供養の新しい形だと思いました。

詳しくは、こちら の本寿院のホームページをご覧ください。

先日『お墓のはなし』のテーマでインスタライブを行い
色んな方々からコメントをいただき、たまたま『お骨仏』の話題になって、
さらにこのお骨仏のお寺様、本寿院のご住職、
三浦尊明様(インスタのアカウント名は@39.san)が
ライブをご覧くださっていた、このご縁に深く感謝しております。

また、ホームページのリンクや、お写真の掲載を
快く許可してくださったことにも心から感謝しております。
ありがとうございます。

ライブで繰り広がった話題から、
皆さんにもお聞かせしたい『お墓(供養)のはなし』の
第2弾は、近日中にUPいたします☆彡

「こういう話を聞きたい!」
「こういうこと調べて!」
「こういうのもあるよ!」
などのご意見・ご要望・ご体験談がございましたら、
是非 こちら までお寄せください♪

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