若い頃、いや40代までは、
「おひとりさま」でも大きな問題はなかったし
「ひとりでも大丈夫」と思ってた。
むしろ、
「ひとりの方が自由でラク」
みたいな感じだった。
自分のペースで仕事に没頭できたし、
休みの日のひとり時間も好きだったし、
なんだかんだ
“ 自分らしい暮らし ” を楽しめていたと思う。
『おひとりさま』は、私にとってポジティブな生き方だった。
でも50歳を過ぎた頃から、
少しずつカラダとココロに変化があらわれたかも。
疲れやすくなった。
その疲れが取れにくい。
今まで何でもなかったことが
キツい・・・と感じるようになった。
気力や意欲に
身体が付いていかない…。
なんてことが増えてきて。
ある日、突然ものすごく具合が悪くなって
動けなくなった時、
「このまま死んだらどうしよう…?」
「この先ずっと、一人でやっていけるんだろうか…」
と、いろんな不安が急に押し寄せてきた。
これをきっかけに
今まではそれほど気にしていなかった
「淋しさ」や「孤独」をちょっと感じたりして、
“ 老後 ” という言葉が、急にリアルに感じる…。
もし病気になったら?
もし働けなくなったら?
もし倒れて、そのまま…なんてことがあったら?
考え出すと、次から次へと不安が湧いてくる。
お金のこと、住まいのこと、自分が要介護になったときのこと。
そして自分が死んだ後のことまでーーー。
おひとりさまの私は
こういう “老後” のことを
ちゃんと考えなきゃいけないんだ。
と、50歳を超えた今、痛感する・・・。
でも、何から始めればいいのか
どうすればいいのかが分からなくて
ますます不安になる。
何よりシンドイのは、
この不安や悩みを「誰にも話せない」ということ。
周りの友達は、結婚して家庭を持っていたり、子どもがいたりする。
中には、孫がいる友達もいる。
そういう友達に話しても、
きっと本当の意味では分かってもらえないと思うし、
「今まで自分の自由にしてきたのに、今さら何を言ってるの?」
「そんなの気にしても仕方ないでしょ。」
「自分で “ひとり” を選んだんでしょう?」
なんて言われそうな気がして
話しづらい。
さらに何となくだけど、世間的には
50代の子なしソロ女(ジョ)って
「自由で気楽なひとり暮らしを楽しんでる人」
「仕事でバリバリ活躍してる人」
「お金もありそう」
「なんでもひとりでこなせる“強い人”」
「頼りたくなる姉御肌」
みたいなイメージを
勝手に持たれている感じもある。
「実はそうではないんだよ」
「私なりに頑張ってきたんだよ」
「本当は私だって誰かを頼りたい」
やっぱり私は
誰にも不安を言えないまま
ひとりで生きるしかないのだろうか?
そうしたのは自分のせい?
こんなふうに
募るばかりの不安や
言いたくても言えない本音を
あなた一人で抱えていませんか?
それ、めっっっちゃ分かります!
私も、50代の子なしソロ女なので^^
私以外にも
50代を過ぎて独身で、子どもがいない女性はたくさんいます。
そしてあなたと同じような不安や悩みを抱えているソロ女さんもたくさんいるはず。
表には出にくくて、
出ても理解されにくい。
だからこそ、誰にも言えず
黙々と、ひとりで向き合ってきた不安を
共感してくれる同士に
一度吐き出してみましょうよ。
「こんな不安を抱えているのは私だけ?」
頭の中でグルグルモヤモヤしていたことを
同年代の子なしソロ女さん同士なら、
オープンしやすくありません?
私たちにとって現実的な
体のこと
仕事のこと
お金のこと
住まいのこと
自分の死後のこと
考えなきゃいけないことが多すぎて、
逆に何もできなかったこと。
そして誰にも話せなかった理由やシンドさ、
ココロの声をぜひ聞かせてください。
誰かに話してみることで、
心がちょっと軽くなることもある。
きっと誰かが、あなたの本音に共感するし、
あなたのひとことが、誰かの救いになることもある。
「私だけじゃなかったんだ」
「私はひとりではないんだね」
こう思える安心感と心強さが
これからの毎日をきっとラクにしてくれるはずです。
誰にも話せなかった、あなたの不安を聞かせてください。
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