「いつもと違う」身体のサインを楽観視したら…

リビングプルーフのWebサイト、家族救急.jp
体験談をいただきました。
埼玉県にお住まいの50代男性M様より。
「ん?何だかいつもと違うな」という身体の小さな変化が
徐々に深刻なものに変わりつつも
「まさかね…」と思って、市販薬で様子を見たり
仕事を優先してしまったり。。。

これ、けっこうあると思います。
こちらの体験談は、省略せずに掲載させていただきます。
是非じっくりお読みください。

狭心症で倒れました

手術後にお医者さんから聞いたのですが
心臓の左側の血管が99%詰まっていたそうです。

思えば「なんだか変」という症状は色々あったのです。

倒れる3週間程前から胸に違和感がありました。
時折胸が痛くなるものの、直ぐに治ることが多くて…。

歩くのが遅くなりました。
普段通りに歩いているつもりなのに、
自分より遅そうな人に追い越されてしまう…
駅の階段の途中で息切れして
上りきるのに苦労するようになりました
胸の痛みが強くなり、頻度も増えました。
…え?…あれ?どうしたんだろう?…
段々と身体の異常が気になってきましたが
胸の痛みも含めて、気管支炎か何かだろう…
という程度にしか思っていませんでした。

倒れる5日くらい前から胸の痛みが激しく長くなり
市販の痛み止めを飲み始めました。→痛みが引きました。
実際は痛み止めを飲んで良くなったわけではなく、
発作が収まって痛みが引いていただけだったようです。
明け方に痛みが来て目を覚ますようになりました。

3日前、かなりの痛さに病院に行こうと思うものの
仕事にかまけて行かず。

2日前、この日は土曜日だったので
週明けの月曜に行けばいいと先延ばし。
痛みはより強くなるものの、痛み止めを飲んで治るので
何とかなるか、とまだ深刻な事態を把握していませんでした。

1日前、明け方激痛。  病院に行くべきなのに、
その後の痛さはそれほどでもなかったので、
日曜日だからと痛み止めを何度も飲んで
この日もまた病院に行かず。

当日早朝、更に激痛。
これはヤバい早く医者に診てもらわなければ、
と思いつつも、妻が出張でいなかった為
子供達を学校へ送り出し、病院の始まる時間まで家で待つ事に。

そろそろ病院に行こうかという8時過ぎ、
バットで背中を殴られた様な強烈な痛み。
立っていられなくなり這いつくばるが、
それでもまだ自力で病院に行こうと思う。

・・・が、その1週間程前に、
心臓発作の人が車で歩道に突っ込んで
死傷者を出したニュースを思い出し、
自分が死ぬだけなら未だしも、
他の人まで死なせてはいけないと思い直し、
やっと119番通報。
救急隊員さんが到着した時には痛みは収まっていたので
「自力で行きたい」と言ったら、キッパリと断られました。

救急救命室に運ばれても尚、看護師さんに
「痛みも引いたし今日帰れますかね。」などと
脳天気な発言をしていました。

結果、カテーテル手術を受け、
事なきを得て無事に生きていられます。
あと少し遅かったら死んでいたことでしょう

この時得た教訓をシェアしたいと思い投稿しました。

身体に違和感を覚えたら、直ぐに病院にかかりましょう。
土日でも、診てもらえる病院はあります。
危ないなと思ったら直ぐに救急連絡をしましょう。

 

Mさん。貴重な体験談をありがとうございました。
救急車をタクシー代わりに使う人が多いと聞きますが
救急車を呼ぶことをためらう人も多いようです。
ご自分のことなら特に…。

Mさんの
身体に違和感を覚えたら、直ぐに病院にかかりましょう。
土日でも、診てもらえる病院はあります。
危ないなと思ったら直ぐに救急連絡をしましょう。
このメッセージ、しっかり受け止めていただきたいなと思います。

そして、皆さまにも
「こんなことがあった」「あれは大変だった」などの
ご体験があれば、ぜひシェアまたはコメントをお願いします!

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